看護師と患者

受験に大きなアドバンテージが得られる

介護福祉士になる方法はいくつかあり、必ずしも学歴が必要と言うわけではありません。しかし未経験で0から介護福祉士資格を得る方法として最速なのは、養成機関である学校に入る事です。専門学校や短大、大学など養成機関でもいくつか選択肢があり、それぞれ定められた年数の期間学び卒業する事で目指せます。以前は学校を卒業する事で資格を得られましたが、現在は卒業し国家試験に合格する事が必要になります。養成機関ではこの国家試験の受験資格が得られます。介護福祉士の国家試験は実技と筆記があり、両方合格する必要があります。特に実技で落とされる方も多いのですが、学校卒業により実技試験が免除されると言うアドバンテージが得られます。

養成施設卒業も簡単ではない

介護福祉士の養成施設である専門学校や短大などは、卒業する事が目標ではなくその先の国家試験に合格する事が目標になります。その為、入学後から必要な知識を多く学ぶ事になります。卒業するには進級していき卒業できる者と学校から認められる様にならなければなりません。学校側も国家試験合格率はそのまま入学希望者獲得にも響いてきます。つまり国家試験に合格する可能性が低い生徒を卒業させる事はありません。楽に進級はできませんし、進級試験もしっかり合格していく必要があります。学校に入ったから安心ではなく始まりである事を意識して学んでいく事が重要となります。卒業により国家試験受験資格が得られ、実技試験免除も得られますが、この実技試験にも学校内で試験があるので対策も必要です。

養成機関の種類により学費は異なる

養成機関は専門学校・短期大学・大学があります。高専もありますが多くの方が選ぶ高校卒業からのルートで選択するのはこの3つで、それぞれ学校により年数と学費が異なります。2年から4年制になりますが、年数が少ない分学費も少なく済みます。学費は平均して年間100万円程は必要になりますので、4年制の大学では2年制の専門学校より単純に倍の学費が必要となります。介護福祉士以外の資格へもチャレンジできる大学ですが、介護福祉士を目指すならば学費も考慮に入れる必要はあります。また学校によってカリキュラムが多少異なるので、費用にも違いが生じます。国が定めるカリキュラムがありますが、それに加えて独自に色を出している事が基本なので、その部分も含め学校選びは慎重にしなければいけません。社会人入学を検討されている方は特に学費は生活の負担になりますので、軽減制度もありますので相談会などに参加して後から後悔する事がない様に備えておく事が大切です。

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